今さら的ブログ

なにを今さら..目まぐるしく生きる現代人にはちと遅いかもしれない記事たち

CP+2016に行ってきてデジタルよりアナログに回帰しようかなと思う今日この頃

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先週末カメラの展示会CP+に行ってきました。
産業業界で働いているので、結構展示会には行ったりするのですよ。
産業系っていったら、地味なものもあったりして、展示会自体はなかなかパッとしない。だけど、このCP+はカメラという身近なモノなので一目でスゲェ〜と分かるものばかりでしたね。CP+に行ったので、最新カメラと僕の思ったことを今回は書いていこうと思います。
 
  • いいなーと思ったもの
  • キャンギャルを撮るカメラマンたち
  • 表現としての道具「カメラ」

いいなーと思ったもの

 360度カメラ
エプソンのブースには360度カメラなるものがありました。
180度魚眼レンズを表と裏に取り付けてあって、撮った場所全てが記録できるというものです。
イメージ的には、グーグルマップのストリートビゥーアーで四方八方をグルグルと動かせる感じです。
従来のカメラは一方向だけでしたが、360度カメラはその場の雰囲気を記録するという感じに思えます。
このCP+の展示会ではないのですが、以前360度カメラを使って記録した写真を見ることがありました。
その内容は、3.11の震災後、陸前高田に行ってその場所を記録したものでした。
写真は何枚もあり、指で動かして360度見れるものでした。
平面的な写真にはない、そこにいるかのような錯覚さえ覚える感覚でした。と同時に、唯々当時は悲惨な状況だったことがその360度カメラを通じて知り得ました。
話を機能面に戻すと、夜景や動画も撮れるようになり、前回出ていたモデルより性能がアップしたそうです。
従来のカメラと一味違う、カメラの使い方を引き出してくれそうなものです。
 
 レンズだけカメラ
スマホと連携して一眼レンズだけで写真を撮るスタイルのカメラです。
本体はないので、レンズのみのものでした。
基本的にスマホに撮った写真を保存するものです。
行ったブースはオリンパスです。
プロモーション映像には、笑顔で自動でシャッターが切れて、スマホに保存して、登録した先のSNSに自動でアップロードする映像が流れてました。
レンズにイメージセンサーが付いているので、本体なしで軽量なところもいいですね。アングルとかも多彩に撮れるし、スマホでシャッター押す設定にすれば遠隔でシャッター切れるのも面白いかも。
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 アクションカメラ
最近じゃ、アクションカメラという言葉も大分浸透し出して、色んなメーカーが参入してます。
僕が今回CP+で見たのはカシオのアクションカメラです。
特徴はモニターが付いてることが、他にはなかったのかなーと。
アクションカメラの王道GoProはカメラ本体だけで、モニターはスマホと連携して見れる機能が付いています。
カシオのアクションカメラでは、面白い使い方をしていました。
それが、釣りでした。
水中にカメラを突っ込んで、モニターは手元で、水中の様子を見る使い方は、斬新だなっと。
あ、モニターはセパレートできるので、カメラと離しても大丈夫なんです。
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 和紙に転写
通常写真というと、光沢のある写真を思い浮かべます。
僕は初めて知ったのですが、最近では和紙に写真を転写できる世の中なんですね。
これが、ソフトな仕上がりで素材も柔らかく独特な感じがして、僕はかなり好きでした。写真展をもし僕がやるなら、一つぐらい和紙に転写した写真も入れてみたいですね。
 
 アルバム作成サービス
デジタルで保存して目一杯撮って結局保存しっぱなしってことは、僕に限らずデジタルカメラを持ってる人は経験していると思います。
そんな中で、手元に置けるアルバムは何故か安心感がありました。
今はちょっとしたサイズから選べて、値段も安いのが魅力でしたね。
デジタルで送って、小さなアルバムを作るのも趣味にしてもいいかもなと思いました。
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 チェキ
なんだか僕の興味あるものが、アナログが多い気がするんですが、チェキいいなと。
チェキはその場で撮って写真を渡せるところがいいですね。
人とのリアルなコミュニケーションが生まれて、盛り上がるのもデジタルにはない魅力。
そんなチェキを使ったインテリアが面白かったです。
チェキ撮って、壁に何枚も貼るとずーと見ていたくなる。
昔はコルクボードに写ルンですで撮った写真貼ってなーって思い出しました。
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キャンギャルを撮るカメラマンたち

展示会に行ったことがない人のためにちょっと説明すると、各メーカーのブースには華を持たす為に、綺麗なお姉さんがいます。
派手な展示会程、綺麗なお姉さんが沢山いるわけです。
今回のCP+にも綺麗なお姉さんがいました。
モデルさんだったりもするので、スタイルもいいんですよね。
そこにカメラを持ってる男を投入すると、どうなるか。
 
はい!答えは撮影会に発展します。
 
仮に綺麗なお姉さんを撮りまくる男のことを、「撮男」と呼びましょうか。
ある撮男が撮った後に撮ったお姉さんと会話していたのを、偶然聞いちゃったのですが。
撮男とお姉さんは違う展示会でも、面識あったようなんですね。
その事を知った僕は、他の撮男と違うお姉さんも面識あったりしてと展示会そっちのけで、人間観察してました。
すると、やはり僕の勘は当たってました。
他の撮男が、違うお姉さんのCP+ではない写真を手渡してました。
なるほどー、撮男には追っかけもいるんですね。
ちなみに最初に話していた撮男は、モーターショーの写真はまだ整理しきれてないとのことです。どんだけ、撮ってんねん。
 

表現としての道具「カメラ」

CP+の展示会では、写真家の人が撮影テクニックの話をしたり、トークショー的なものも催されていました。
エベレストの夕陽を撮る写真家や、ガラパゴスのイグアナを撮る写真家の話がありました。
そんな中で、プチ写真展もあり、なんとなく見ていて、ふと僕は思いつきました。
多分写真を撮る人なら無意識に感じていると思いますが、写真って2つの撮り方があるんだなと。
 
「待ちの写真」か「偶然の写真」。
 
「待ちの写真」はさっき書いたエベレストやガラパゴスのような、写真家が撮りたいと思って撮りに行くもの。
機関車や航空機も待ちの写真ですね。
対して「偶然の写真」は時と場所と対象物が偶然重なり合って撮れる写真ですね。
例えば、タンポポの綿毛で遊ぶ笑顔の子供写真とか。
偶然の写真は多少ボケてても味があると思うんですよ僕は。
ただ、全部ボケボケだったら、何を写したいのか分からんですよね。
僕は「待ちの写真」より「偶然の写真」の方にこのCP+で魅力を再確認しました。と言うと、単にカッコよく聞こえますが、単に「待ちの写真」を撮る人の忍耐力には及ばないと思っただけでした。
 
 
これを期に応募展にでも応募してみて、見事に展示されることが万が一あったら、自己満足でもしてみようかなと思います。
 
ではでは。